はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

「病は市に出せ」

久しぶりに本の話題です。

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

生き心地の良い町 この自殺率の低さには理由(わけ)がある

日本で年間3万人を数えるという自殺者の数。

慶応大学に学ぶ筆者が
自殺率の低い町を訪ね
その原因を探る論文作成を
まとめた一冊です。

島という環境を除いて
自殺率が低いのが
徳島県海部町

その特徴として次の6つが挙げられています。

1、コミュニティはゆるやかな紐帯を有する。
2、身内意識が弱い。
3、援助希求への抵抗が小さい。
4、他社への評価は人物本位である。
5、政治参加に意欲的である。
6、主観的格差勘が小さい。

病は市に出せ

はこの3にあたります。

自分の弱みを大っぴらにするということでしょうか。


なんかうまくいかないな

と思ったら

それを公にして
他人の助けを乞う。

できるようでなかなかできないことですね。

海部町
その町の成り立ちからし
いろいろな人が集まってきて
人物本位で考える
上からのお仕着せで考えない
ということが
沁み付いているようですね。

赤い羽根の共同募金など
どう使われているのかわからないから出せない
など

納得のいかないことは
やらない人が多い町のようです。

いつか一回は行ってみたいな。