はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

「子育てや教育」は子供の成長に関係ない。

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

言ってはいけない 残酷すぎる真実 (新潮新書)

ぼちぼちながら
本も読んでいます。

この本は面白かったです。

現代、時代が移り変わる今が
どうなってるか
ほんとはもっとこわいことになってるんじゃね?

と思うことは
時々あると思うんですが

そうなんですよ、
ほんとに怖いことになってるんですよ。

とこの本は教えてくれます。

二つ。

今がこうなってるのか
というこわさと

そうかなとも思ってたけど
やっぱりそうだったのね

というこわさと。

一つ目の今事情のこわさ。

今の最貧困層がどうなっているかという
その辺りですね。

日本社会の最貧困層の様子の一つとして

様々な要因により
風俗の市場が大きく縮小してしまい
需要が減って
供給が増える。
風俗の価格が下落し
「セックスのデフレ化」が起こっている。

なんて
ネットの記事じゃなく
本の文字になってます。


もうひとつ

やっぱりそうだったのこわさは

「子育てや教育は子供の成長に関係ない」

という事実です。

双子で全く違う環境にありながら
似たような大人になっているという事実のケースを取り上げて
説明しています。

DNAが現実はもっと幅を利かせている。

音楽や体育の才能などはほとんど生まれて持ってきて
教育でどうこうなるものじゃないらしい。

子供は同年代の仲間から学んでいるので
親のサジェスチョンは子供に届いていない。

みたいなことが書かれていました。

私はこの本を読んで
ちょっと楽になりましたね。

子供の能力の開発すべてを
親が背負えない。
ちょっと離れたところにいるんだ。

子は子で生まれて
親の思うところと離れたところで生きていくのだ

と思えた。

自分の子育てがこれでよかったと思える本ですね。
ありがとう。