作家の杉本章子が亡くなった。
先日の新聞に出ていた。
江戸時代の時代考察がしっかりしていて
端々に
江戸の色香がふわっと漂う
うっとりとする文章だった。
まだ62歳と若かったのに
もう彼女の作品を読めないのは本当に残念だ。
大好きだったけど
私は彼女の本を一冊も持っていない。
図書館で借りられたから。
ちゃんとお金を使うべきだったかと
少し胸が痛む。
同様に
私はゴールデンボンバーの大ファンだけど
CDを一枚も持っていない。
借りたりレンタルしたりで
買わなくても聞くことができるからだ。
私のような人間がたくさんいるのでしょう。
だからCDが売れなくなるんですね。
歌手の場合は収入源がCDからグッズへと
変わりつつあるらしい。
でも作家は本が全てですからね。
図書館で借りられるのを遅らせてほしいと
作家協会の人が訴えておられましたが
当然のことだと思います。
私は待ちますよ。
図書館で読めるようになるまで。
あら、こんな人間ばかりじゃ
遅らせてもダメかしらね。
しかし本を書くってすっごい大変なことだから
お金儲かるように考えてあげてほしいですね。