はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

三味線をあきらめない

ほんとに上手にならない。

というか
弾けば弾くほど
そこは基礎から間違ってるんじゃないかと
思うところばかり出てくる。

この間の麦や祭りだって
左手の弦を押さえる指使いと
右手のバチを叩く手が違うと教えてもらったけど

考えてみると
右手と左手で
全部違ってるじゃん

ということになる。

教えていただく長谷川先生の名誉のために行っておくが

できる人はできているのだ。

できないのは
やっぱりセンスの問題た。

三味線に関しては
私はセンスがない。

でも
私は三味線をあきらめない。

だって
私が三味線を弾くなんて
麦屋節を弾くなんて
考えてもみなかった。

何度か書いているけど
昔は演じる人とそうでない人の区切りがはっきりあって
城端町の人でないと
演者にはなれなかった。

同級生が
きれいに化粧をして
ステキな着物を着て
舞台に立つ姿を
どれだけうらやましく見ていたことだろう。

手の届かない世界だった。

でも今は
人口減少と共に規制緩和が進み
区切りがなくなってきた。

娘を東下の町内の踊りに出させてもらった時も
うれしかった。

じゃんとこいむぎやで
踊った時もうれしかった。

その上、三味線を習うチャンスがあって
たとえ
間違いだらけにしろ
自分が三味線を弾いているなんて
信じられないくらい素晴らしいことです。

いい時代です。
ありがとうございます。