はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

この間の金スマが面白かったので
本を借りて読んでみました。

男道 (幻冬舎文庫)

男道 (幻冬舎文庫)

おもしろい!
文章が洗練されていてもちろん
清原さんが書いたわけではないでしょうが
中身は
清原という天才だけが知っている
視点になっていて
最後までおもしろかったです。

仰木監督
お父さん、
お母さん、
祖父、
祖母、
王監督
リトルリーグ栄川監督、
リトルリーグ及川宣士さん、
桑田、
PL中村監督、
西武堤オーナー、
森監督、
東尾修
村田兆治
山田久志
工藤康之、
野茂英雄
伊良部秀輝
巨人軍オーナー渡辺恒雄
落合博満
長渕剛
加藤博一

清原ならではの目線で
その人のすごさがわかる話が
文脈に沿ってうまく散りばめられていて
最後まで飽きませんでした。

私は渡辺恒雄さんの話が特に好きでした。

装丁もいいし

2009年
1月に発行され
2月にはすでに5版を重ねているのも
分かる気がしました。

 ボールをよく見て打てと言うけれど、僕の感覚では、それは目で「見る」というのとは微妙に違う。ボールを実際に「見て」、それからスイングしたのではとても間に合わない。ボールがそこに到達したときに、バットがそこに出ていなければジャストミートは生まれないのだ。つまり、バットを振り始めたときには、どこにボールが来るかを「知って」いなければならない。それはゼロコンマ何秒という極めて近い未来だけれど、未来を「見る」ということにかわりはない。目でなく、カラダ全体で感覚的にボールの位置を把握できて初めて、そんな離れ業が可能になる。あのトスバッティング(小学校リトルリーグ時代)で、僕はその感覚を掴んだのだ。(55P)

清原の
野球解説は
わかりやすくてよかったです。