今日は小学校の卒業式。
伸びやかな歌声が体育館に響きわたり
理屈抜きに感動します。
校歌も歌い終わり、卒業生の退場になりました。
みんなで拍手をして送り出すのです。
在校生の演奏が始まり、
私も皆さんと一緒に拍手を始めました。
すると
何だか普段と違うことを見つけました。
私たち来賓席は先生方と向かい合って
立っているのですが
先生の中で一人、
手の叩き方が違う先生がいらっしゃるのです。
手の開き方が大きく叩き方も強いのです。
子どもたちを見詰めていらっしゃる表情も愛おしげで
心から子供たちを祝福し、
送り出そうとしていらっしゃる気持ちが伝わってきました。
どうせ拍手するなら
私もそうしたいと思い、気がついてからは
私も力いっぱいの拍手に切り替えました。
「今」を大事にする
というのはこうやって目の前のこと
ひとつひとつに心を込めることだと教えられた気がしました。
ちなみに
大きな拍手の先生は
同じ在所の山田和美先生でした。
