きのう
電車で帰ってくる娘が
電車事故のために
普段より遅く帰ってきた。
今朝からのニュースによると
中学生が電車に飛び込んだという
報道があった。
いとおしや。
中学生で。
自分の命を投げ出してまで
何を伝えたかったのか。
彼ら（うつ病患者）の敵意を直接に示すわけにはいかないので、みずから病気になって、その病気を通じて愛する者を苦しめるのである。患者の感情障害を引き起こす相手、彼の病気がめざしてる相手のものは、ふつう患者の身辺にいる。
ということで
この言葉があったのは
「他人を攻撃せずにはいられない人」片岡珠美 ＰＨＰ新書
幸運を運んでくるのは人だが
生きにくさを運んでくるのも人だ。
この本の中に出てくる
ラ・ロシュフコー（１７世紀フランス名門貴族）の言葉。
・羨望というのは、他人の幸福が我慢できない怒りなのだ。
・自己愛は、ちょうどわれわれの目に似ている。何でも見えるが、自分自身だけ は見えないのだ。
・自己愛は、この世でもっともずるい奴より、もっとずるい。
・もしわれわれに全く欠点がなければ、他人のあら探しをこれほど楽しむはずは あるまい。
・ねたみは憎しみよりもやわらぎにくい。
ねたみは常に
私たちの身のうちにある。
身近な人ほど傷つけやすい。
でも心も体も
失ってからでは遅いのだ。
悲しいニュースが
私の心の悪しき芽を
一つ摘み取ってくれた。
