招待状をいただき
高岡市美術館で開かれている日本伝統工芸美術展に
行ってきました。
私が存じ上げている城端所縁の
城端蒔絵の小原治五右衛門さん、
染織の山下郁子さん、
そして地元の松崎さんが県知事賞を受賞なさったと言うことで
三氏の作品は誇らしい思いでしっかり見てきました。
ひとりひとりの作品に込められた思いが伝わります。
日本はこのような芸術を守れるのでしょうか。
日本の物価高はまだまだ序の口です。
本当の円安の結果が出てくるのはこれからと言われています。
食品などは平均して1.5倍になると言われています。
この流れで行くとそれ以上でしょう。
食べることにかつかつになると
音楽、演劇、芸術への支出は減っていきます。
今この作品を作っている
どれだけの作家を守ることが出来るのでしょうか。
作品にこもる情熱と
これからの環境を想像して
辛い思いが勝ったのが今回の印象でした。