NHKBSのドラマ
忠臣蔵狂詩曲No.5 中村仲蔵 出世階段
がとてもおもしろかった。
中村仲蔵は江戸中期の歌舞伎役者で
世襲制の歌舞伎の世界にありながら
そういう後ろ盾がない
仲蔵が
トントンと出世階段を上がっていくドラマです。
仲蔵の話は落語や講談にもなっていて
有名な話のようです。
数年前に神田白山(松之丞)が金沢に来た時に
この中村仲蔵の講談をかけて
聞いたので
予習が出来ていて見たので
余計におもしろかったのかもしれません。
その時代の歌舞伎の階級が詳しく描かれていて
リアルさがありました。
そして何より主役の中村勘九郎の演技力が
話の真実味を生み出していました。
勘九郎もすごかったけど
その他の役者さんもすごくよかった。
よかった順に言うと
主役級の役者さんがいっぱい出てて
豪華なつくりでした。
再放送されたらぜひ見てくださいね。
脇の芝居も素晴らしかったです。