はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

明仁と元号

青木理のコラムを毎回フェイスブックにあげてくれる人がいて

青木理ファンの私は大変ありがたく思っている。

 

今回のコラムは元号改元に関しての

海外の記事の一部を紹介している。

 

英BBC

「現在の首相は平和憲法を日本から取り除くと誓ってきた。彼らは愛国教育を取り戻し、彼らが『歴史的マゾヒズム自虐史観)と呼ぶものを抹消したがっていた。(これに対し明仁天皇は、歴史修正主義に対する軽蔑を繰り返し表明してきた。

 

米AP通信

「日本の軍事的役割の拡大を目指してきた首相とその超保守的な支持者たちは、明仁が日本の戦争の過去を繰り返し思い出すことに苛立っていたようだ」。

 

ニューヨークタイムズ

憲法天皇から神としての地位を奪い、形だけの存在とした。そして明仁は、日本を再形成するにあたり、米国が意図する価値を伝えるパイプ役として育成される」

「日本の憲法天皇の政治への関与を禁じている。しかし明仁は、日本の極右に対する抑止力になっている。伝統主義者として、右派は天皇性を崇めてきた。しかし明仁の、日本が過去を忘れないようにという静かな抵抗に対し、彼らは苛立った」。

 

元号天皇が替わると変わる。

天皇は日本の「象徴」であるのに、元号で日常生活に大きく関わる。

まずいのは、時の政府がそれを利用することであり

今回の騒動を見て

元号なんかない方がいいと思った。

 

元号は今の政府の代表が選んだことが端々に匂ってくる。

そんな元号をありがたがるなんて

ホント気持ち悪い。

 

生活面でも不便だし元号は公的な場所で使わないでほしい。

 

天皇のメッセージ」を読むと

明仁天皇がおとなしく見えて実は芯がしっかりして

勇気がある人だとわかる。

自分の意志を貫いて、太平洋戦争での犠牲者への鎮魂を語り続けた。

 

沖縄を足蹴にし続ける現政府と

雲泥の開きがある。