チューリップフェアが始まったが
公園の会場の中に
かやぶき屋根の休憩所がある。
ステージのすぐ横にありますが。
今回の万華鏡で
そのかやぶき屋根の無料休憩所で
お客さんの接待にあたっておられる
「えんなか会」を取り上げられました。
このえんなか会(えんなかは「囲炉裏」のこと)
は
お客さんの接待をするだけじゃなく
砺波地方の方言や遊びをまとめたり
今まで
16冊もの冊子を作ったという
つわものグループで
私は行きがかり上
それらの本の5冊をお借りして
原稿を書くためになるべく
効率よく(^_^;)読んだのですが
「おらっちゃ昔こうして遊んだ」は
昔の遊びがかなり詳しく書いてあって
おもしろかったのであった。
「夏の遊び」の中に
「水あべ(あび)」があって
川で子供たちが遊ぶ様子が書かれているが
昔はもちろん水着などない。
「男の子は勿論マタエモン(パンツをはかない)で、友達が締めてきた赤ふんどしがうらやましく、母親にせがんで縫ってもらい、道行く人に見てもらいたさに水辺の木の枝につるしてひらひらさせておき、結局マタエモンで泳いだ」
「水あべをして寒くなってくると近くの田んぼに入って体を温めて、苗をいためて叱られた」
結局マタエモンで泳いでるのがかわいい。
このころは女の子もパンツもはかずに泳いでいたという。
女の子のまるはだかは「マタンサ」「マタヨンサ」などの
呼び名があったらしい。
はだかで泳ぐのも
冷えてきたら田んぼで暖まるのも
今の時代からは想像できない。
遠いところにきてしまった感がある。
水あべについては
ひらすんまの親の目を盗んででかけることや
事細かに書いてあって
おもしろい記述でした。