- 作者: 貫井徳郎
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2009/04/05
- メディア: 文庫
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図書館のコーナーに並んでいて
手に取って1ページ目の3行ほどを読んで
おもしろそうなので
借りてきました。
夫は早稲田で不動産会社のデベロッパー、
妻は慶応大学出身の美人妻、子供2人の
人もうらやむ一家が全員惨殺されるという事件。
夫と妻を知る人を訪ねて歩き
その人となりを聞いて行くのだが
最初は褒めているのに
話が進むにつれて
だんだんと悪口が出てくる。
ああ、ありがち。
2人とも悪くないのに
恵まれているばかりに
内心はみんなそうだったんだ
と胸のすくこと。
最後まで面白かったです。
似たような面白さでは
松居一代さんのブログも
見るのはどうかと思いながら
怖いもの見たさに見てしまう。
字の大きさと色がついてるのがこわい。
松居さん本人が混乱していて
いま大事にすべきことの順番が全く狂っているのがこわい。
お互い未練がないのなら
明日でも離婚できればいいのにね。