「お辞儀」
とタイトルを書いたら<(_ _)>
が出てきた。
絵文字が一番に出てくるのね。
10月25日に
流儀小矢部支部の30周年記念茶会という
一大セレモニーが終わり
今日は久しぶりの
お茶のお稽古だった。
稽古事って
自分を
ニュートラルに戻してくれる。
茶室に入ると
いろんな感情が断ち切られて
茶の世界になる。
茶室では
やたらと<(_ _)>、お辞儀が多い。
誰かが茶室に入る時
襖をあけてまず<(_ _)>
にじって室内に入り
再び<(_ _)>
これを人が入るたびに繰り返す。
お菓子を運んでもらって<(_ _)>、
これから始めますで<(_ _)>
お茶を運んでもらって<(_ _)>
飲んだ後もご馳走様でしたで<(_ _)>
茶碗をひいてもらうときも<(_ _)>
もう一杯いかがですかと聞かれて
いいえ、か、はい、で<(_ _)>
おしまいいたしますで<(_ _)>
菓子器をひく時も<(_ _)>
最後に締めの<(_ _)>
そしておけいこではありがとうございましたの<(_ _)>
というふうに
誰かが手前の練習をするにあたって
最低11〜12回のお辞儀をすることになる。
ニュートラル作用は
このお辞儀にもあるかもしれないと
今日
久しぶりのお稽古で思った。
写真は以前の初釜の花です。