今日はかをるさんの通夜だった。
ご主人の喪主挨拶によると
かをるさんは3年前にすでに余命告知を受けておいでたのだった。
頭が真っ白になったとおっしゃっていたが
確かにそうだろう。
今思えば
かをるさんは強かった。
そういう素振を全く見せず、
普段通りに振る舞って
美しいままに去っていった。
私はどうだろう。
自分が
つれあいが
余命告知を受けたらどうするだろう。
何を捨てて何を続けるだろう。
ブログで書くだろうか。
誰にも言わないだろうか。
他のブログを立ち上げてそこで言うだろうか。
お茶は?
三味線は?
踊りは?
あの人は?
この人は?
全然想像できない。
どうするのかわからない。
かをるさんの死は
死が身近だと教えてくれるものだったけど
でも
全く想像できないのが
現実なんだ。