はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

ほそみちさんと風間さん

「写真語 万華鏡」は
風間さんという写真家と
ほそみちさんの編集という
両輪によって

ここ10年以上が運営されてきた。

ほそみちさんが亡くなるまでの4年間
この二人を見てきた。

同じ方向を向いて
お二人ともその道で鍛え上げてきた感性を
万華鏡に注ぎ込んでいた。

互いに尊敬し
富山の守りたいものを守ろうとする
純粋な思いに
驚きながらの4年だった。

風間さんは
「片腕がもがれた」
とおっしゃっていたが
ほそみちさんが亡くなったことは
半身が削がれたぐらいの衝撃だろう。

でも
うわごとのように
最後まで
万華鏡、万華鏡
と話していたというほそみちさんの遺志を
継いでいくしかない。

風間さんの胸の内を思うと切なくなる。

いい出会いほど
別れは切ない。

残したものが大きいほど
別れは切ない。