はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

あたわり

きのう万華鏡の取材に行って
その帰り
友人が同じ地名だったのを思い出して
電話してみたら

なんと
取材した家の二軒隣に住んでいて
お邪魔して
旧交を暖めたのでした。

彼女は
孫森の真っ最中で
娘さんが双子を産まれたことから
一人をわが子のように
育てている。

孫守りはひとつのステイタスだが
彼女のように
こそだ手レベルで関わるとなると
還暦辺りの身には
相当応えるらしい。

夜疲れて布団に入っても
おばあちゃん
おっきして
あれしてこれしてと
言われると
本当につらいらしい。

そんなあれこれを聞きながら
彼女の弟さんの話になった。

彼女は弟さんが大好きなのだという。

彼女の両親はすでに亡くなったが
その弟さんが
ご両親を最後まで
世話なさったのだという。

両親の面倒を見ていて
婚期を逃してしまったが
それを
恨むことなく

親の面倒を見ることが
僕のあたわりだから

と言っておいでたという。

だから
私も
孫の面倒を見るのが
あたわり
と思おうと思って。

と彼女は言っていた。

私のあたわりはなんだろう。

と帰り道に考えながら
帰ってきました。