はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

変わり続けたい

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

アドラー心理学を解説した本で
「青年」と「哲人」の問答という形で書かれている
昔懐かしい書き方になっています。

人の幸せとは何か。

宗教、心理学、
あまたの教えや学説がありますが

3年前
小林正観さんの講演会で
グループトークをしたときに
聡明そうな若い女性の方が

宗教はいろいろな学派があるけれど
山登りのいろいろな道があるということで
正観さんの登り方がとてもわかりやすい

とおっしゃっていたのを思い出しました。

心理学もその仲間に入るのだと
いうことですね。

人の幸せについて
「真理」はひとつ。

この本の中の表現で言うなら

 過去にどんなことがあったかなど、あなたの「いま、ここ」には何の関係もないし、未来がどうであるかなど「いま、ここ」で考える問題ではない。

 人生とは、いまこの瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのです。

「いま、ここ」が充実していれば、それでいいのです。

「他者に貢献するのだ」という導きの星さえ見失わなければ、迷うことはないし、何をしてもいい。

私は今57歳だから
今からも変わり続けたいというのは
よくばりなのかもしれない。

でも
こんな本を大好きということ自体
そういうタイプの人間であります。

そういうタイプの人間は
周りの人にとって
うざいこともあります。

でも同じ思いの人に出逢うと
スパークすることもあります。

正直言って
最近
変わりたい願望が薄まっていたのですが
元気づけられた
一冊でありました。