はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

泣いていたのは

昨日 

義理の伯父さんが82歳で亡くなりました。

 

父の妹のそいあいです。

1年半ほど寝たきりで

家族の皆さんはご苦労されたので

長い間大変でしたね

と弔いの声よりねぎらいの声が先にくる。

 

今日は通夜だったが

その前に納棺の義ということで

遺体が棺桶に入れられる儀式を見る。

 

これがシャンプーから始まって

爪切り、化粧、着替えと

けっこう長時間なのに驚いた。

シャンプーは要らないんじゃないの?

というのが私を含めた周りの意見だったが

納棺も日々変化している。

40分余りの納棺儀式だったが

その中でただ一人泣く人がいた。

さっき言ったように

長い介護の末なので一方で安堵感も感じられる場だ。

 

そこで泣いていたのは

お嫁さんだ。

元々優しい人だが

途中からずっと鼻をすすっていた。

 

お嫁さんが泣いてくれるって

幸せな人生ではないか。

 

一方そいあいのおばちゃんは

晴れやかだった。

でも今日は気が張っていて

悲しみは後から来るのかもしれない。

でもそこは遠慮せず

「泣いてたのゆう子さんだけだったね」

とおばちゃんに突っ込んだら

あははと笑っていた。

長い間お疲れ様でした。

 

昨日の現場で見た

ナラの木に寄生し始めた寄生木。

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消えゆく命。

新しい命。