はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

テレビに出る人だけが俳優さんじゃないよ

今日は
砺波演劇鑑賞会で

十二人の怒れる男」を観てきた。

訳された言葉なので
内容的にこのタイトルがしっくりくるかというと
少し違う気もしたが

スラム街の
十六歳の少年が父親を殺した裁判で
判決について話し合う
12人の立場も年齢も違う男性が
いろいろ意見を出し合って
判決を作っていくという
室内ドラマだ。

最初は
少年は有罪だと12人中12人が決めつけているが
1人が
少しは話し合って決めてあげたい
という温情を示して
話し合い始めたことをきっかけに

一つ一つの証拠を疑い始め
当初とは違う結論に導いていく
その過程の中で
それぞれが自分自身をも見つめ直す
という

心理劇で
場面は
一場面なのに
はらはらどきどきして

ドラマの真骨頂ともいえる
おもしろさがあった。

それにしても
みんな上手。

演技がうまいわ。

テレビに出ている人だけが
俳優さんじゃないって
演劇鑑賞会を見るたびに思うわ。