田んぼに一本梅の木があって
去年
たくさん枝を切ったので
今年はあまりならないかと思ったら
どうしてどうして
すずなりに。
でも実が小さくて
かたもついてて
そういう梅ですが
家で漬ける分には何の問題もない。
というわけで
とってきて
しばらく実が熟すまで待って
ヘタのところの黒いのをとって
それを水洗いし
拭いて
というのをぜんぶははがやってくれて
母が世話をしてくれて
今日の塩漬けだけ
少し手伝いました。
母は
おらが死ぬまで食べきれんほど漬けた
と言っていました。
梅干を食べながら
母を偲ぶような日が
いつかはくるんだな。