はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

ネコがいない

きのうは誕生日だったというのに

朝起きたら
母が
昨日の夜から
ちびの方のネコを見ていない
というので

朝から
家探しをした。

納屋とか
押入れとか
はずみで閉じ込められてないか
あちこち探して

「ニャンコ!ニャンコ!おいで!」

と方々で叫んだ。

いろいろ考えねばらならない面倒なことは数々あるが
それをネコの行方不明が覆ってしまい、
心の中はネコでいっぱいになる。

ニャンコがいなくなったらどうしよう。
今までどれだけ癒されてきたかわからないのに。

代わりのネコったってそんな簡単じゃないのよ。
あのネコでないとだめなのよ。

くよくよ
午前中を過ごした。

昼になって
どこから出てきたのか
台所のえさを食べていた。

そうです。
こんなことは今まで何回もあったんです。
でもそのたびに
同じように心配になるんです。

ネコでさえこれだもの、
子供がいなくなったら、
まして置き去りにしていなくなったら
どれだけどんだけ
あれがあーだろうかと
心配していましたが

奇跡としか思えませんが
少年は生きて帰っておいでました。

いがったいがった。