はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

本土決戦と騒ぐ男たち

5月の終わりに発行された
万華鏡280号は
今となってはほんとか?
と思ってしまうが
ほそみちさんの編集だった。

280号のテーマは
「平和への祈り」

私は色鉛筆画家、酒井キミさんの
話を伺ったのだった。

玉音放送があって
男たちは
それでも本土決戦だと
騒いでいたという。

女性たちは
乱暴される前に
仏壇の前で自決しようと約束して別れたが

灯火管制がなくなり
電灯の明かりがパーッと明るくなったら
自決なんてわすれてしまったと
おっしゃっていた。

本土決戦と騒いでいた男たちも
戦後の流れを見れば
それが本意でなかったことがわかる。

今度の集団的自衛権うんぬんの法律は
外敵圧力からだろうけど
「本土決戦と騒ぐ男」に近いスタンスで
無理があるんだよね。

「しなくていいんだったらしたくない」

それが誰もの本音だろうね。

よわっちい国家でいいじゃないの。

よわっちい国家で
生きると決めるほうが
よほど大変で
できないんだろうけどね。