はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

「あなた一人」を生きた人

NHKに「ファミリーヒストリー」という番組があって
録画してあったものだから
片づけるのにこの間見た。

船越栄一郎の回だ。

船越栄一郎
曽祖父は建設業で財をなし
その四姉妹は評判の美人だった。

船越栄一郎の祖母となる
次女のまつは
渓流下りに行き
運命の人と出会う。

すでに結婚していた相手にも拘らず
その人と結ばれることを選び

子を持つのだ。

良家のお嬢さんだったのに
いばらの道を歩むのだ。

昭和初期の時代に
世間の目より
思いを遂げようとしたのは
どれほどの結びつきだったのだろう。

一目で恋に落ちたというのをからかうと

そう言うけど
ほんとにすてきだったのよ

と姪御さんにも話していたというから

世紀の恋だったのだろう。

「お金も着物もいらないわ。
 あなた一人がほしいのよ」コレクションに

加えられる
アイテムです。

すばらしい。