- 作者: 大前研一
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/01/15
- メディア: 単行本
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「クオリティ国家」品質の高い国家
紹介されているのは
シンガポール、スイス、デンマーク、
スウェーデン、デンマーク他の東欧諸国などです。
今の日本の現状と比べると
進んでいる国はいかに進んでいるか
震えが来る本です。
「国民を食わせて要って政治家だ。食わせられなくなれば私はやめる」
「食わせる」というのは税金をあてにするのでなく
国家ファンドで運用益を得ることをはじめ
国が繁栄していくために様々な改革を断行していく
そういうことだそうです。
教育です。
クオリティ国家と言われる国々は
教育改革が1990年代から進んでいるんですね。
もうそれだけで四半世紀ほど日本は遅れていると
いうことになりますね。
でも不安にさせるだけでなく
日本の未来を拓く解決法も
この本には書かれています。
道州制にして
今進んでいるクオリティ国家と呼ばれる国々と
同じぐらいの規模の決定力のある地域にして
それぞれの特色を持った道を
作っていこうという考えです。
橋下市長の言っていることが
どういうことなのか
やっとわかりました。
っていうか
この本を
政治家の人はみんな読めばいいのに。
そして
みんなで
こっち向くように
舵を切ればいいのに。