はれあたまダイアリー

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神去なあなあ日常

ひっさしぶりに本の紹介です。

神去なあなあ日常

神去なあなあ日常

高校卒業後
突然
過疎の林業の村に放り込まれ
林業に従事し
次第に村の生活になじみ
だんだんと
その良さをかみしめていくという

ありがちと言えば
ありがちな話ですが

登場人物がみな
魅力的です。

「なあなあ」は

「まいっか」
「レットイットビー」
ケセラセラ

に類するニュアンスを
さらにゆったりさせた感じの言葉です。

主人公の平野勇気が
村を好きになっていくのは
わかりきっているのですが

林業も丁寧に描かれていて
木の登り方とか
切り方とか
山の暮らしの息遣いが
鮮やかに感じられます。

映画「WOOD JOB」

の原作だということで
映画も見て見たくなりました。
だってほんとうに
木を切るのをやっているらしいので
頑張られたと思います。

こんな生活を
多くの人が夢見ているだろうに。

ユートピアの話です。