はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

そうなんだよね。

役の仕事とかめんどくさいけど

そういう仕事をすすんでサクサク進めたり

努力している人に出会えるのはとても楽しいことだ。

 

今日は富山市サンフォルテで

あの木枯らし門次郎の中村敦夫さんの朗読劇

線量計が鳴る」を聞きに行ってきました。

www.monjiro.org

原発技師のモノローグ

という形で話が進められていきます。

原発という難しい問題をなるべくわかりやすく伝えようとする

そういう気遣いがあって

わかりやすい話になっています。

 

想像以上に原発の怖さが伝わって

恐ろしい話でもありました。

 

中村敦夫さんのこの朗読劇の本の前書きから抜粋

 

これまで、私はエコロジストを自認してきたし、原発の危機に関しても論及してきた。しかし、正直なところ、自分の生きている間に、小中学校を過ごした土地で、大型原発事故が実際に起きるとは想像もしていなかった。

原発事故は、戦争に匹敵する大惨劇である。

表現者として、頭脳が回転しているかぎり、だんまりを決め込むわけにはいかない。それは、卑怯というものである。

 一番単純で、力強い表現手段。一人で書き、一人で演じる。言葉だけが武器のプロテスト・シアター。そこには誰にも阻止できない正真正銘の自由がある。つまり、究極、朗読劇というスタイルを選んだ。

 こうして私は、原発という巨大テーマに、素手で立ち向かうことになった。

 

サンフォルテのホールはほぼいっぱいで関心の高さがうかがえた。

もっとみんな誘えばよかった。