今回の藪之内京都支部の茶会は
妙心寺天球院で開催され
一般には公開されていない
国宝級の部屋でお茶をいただきました。
さすが京都です。
きのう
迎賓館で今日の工芸の粋の極みを拝見しましたが
今日の天球院で
昔の人の
遊び心に到達した
繊細かつおおらかな品々を見ると
昔から豊かだからこそあった
京都の芸の深さを感じられます。
いいものを見ると
思います。
こうやって
少しばかり報告をしたところで
私が何を見たか
何を感じたかは
ほとんど伝わらないでしょう。
いいものを見たという証は
私がいい人になるしか
伝えられないんです。
こんなにいいものを見たから
私はこんな風に変わった
としか
伝えられないと思うんです。
でも
なかなかそこまでは至らず
ですが
見た証拠を
いい人になることで伝えたい。
