朝 先に起きて夫がつけていた
テレビの音で目が覚めた。
安倍首相の「強い憤りを感じます」
というコメントで
とうとう
その事態になったことが
わかった。
ずっと
待っていた気もする。
どっちでもいいから
決着してほしい
と思っていた気もする。
助かってほしかったが
人質をいたぶり続ける様子は
そういう可能性を想像させるに難く。
でも
そういうことも覚悟しての
後藤さんのシリア行きだったろうし
先日流された後藤さんの
相手側の要求を読みあげる声は
とても落ち着いて立派で
覚悟のある声で
最後まですごかった。
誰にでもできることではない。
とうとう終わってしまった。
とうとう。