はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

みんなわかる

昨日の海老蔵の番組を見ていたが

歌舞伎役者の海老蔵というより

がん患者の妻を持つ海老蔵
として描かれていたのは
皆の関心がそこにあるからで
それで私もずるずる見てしまったのだが

その中で
海老蔵
幼いお嬢さんが
ご飯を食べない
という場面があった。

小さい子供は
何を置いても食欲だというのに
ご飯を食べたくないほどの何かを抱えなくてはいけない

幼いのに
懸命に「今」を受け入れようとする

幼子を思うと
やはり胸が詰まった。

子供だって
みんなわかるのだ。


好きだったじいちゃんがなくなったのは
私が小5の時だったが

肝臓を悪くして入院して
大学病院へ移った辺りから
なんか嫌な感じがした。

病院の先生が
うっかりばあちゃんに病状を話して
知らなかったばあちゃんは
うちに来てこんなことを言われたと
家族みんなに話した。

父はすでに治らないことを当初より聞いていたのだが
ずっと家族には黙っていた。

父はばあちゃんの言ったことを打ち消して
「治る」と言ったし
半分信じていたが
内心 やっぱり
とも思っていた。

私の話など平凡で何の面白味もないが。