- 作者: 小杉俊哉
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2006/09/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こういう本が好きです。
こういう本は今から評価されるべき
若い人のために書かれているし
すれ違いのこともあるのですが
この本は結構面白かったです。
最近
仕事のあとの飲み会に誘ってもあまり出てこないとか
無理に誘うとパワハラになると言われたり
仕事の場以外での付き合い方が難しくなっていると
言われていますよね。
アメリカなんかだと
そういう付き合いがなくてもっと楽かと思いきや
なるほどアメリカの企業なら、仕事帰りに上司から居酒屋に誘われることはないでしょう。その代わり、上司がホームパーティを主催したら、休日であろうが部下は夫婦そろって参加しなければならないという暗黙のルールがあります。いくらアメリカ人が社交的だからといって、誰もが喜んで出席するわけではありません。なかには休みの日ぐらい、家でゆっくり一人の時間を過ごしたいという人だっているのです。むしろ私の実感では、そういう人のほうが多いと思います。
それに、パーティにはパーティらしいスマートな振舞いがあり、参加者は暗にそれを強制されるのです。このあたりは日本と較べものにならないくらい厳密で、うまくできないと社会性が欠如した人というレッテルを張られることになります。そして、いったんボスにそういう人間だと思われたら、その人はもう出世できないのです。そのプレッシャーたるや、日本人の想像をはるかに超えていると言っても過言ではありません。アメリカでメンタルケアが必要な管理職が日本に比べ圧倒的に多い理由はこのあたりにもあるのです。
P82 第二章 評価に関する7つの誤解 より
ということで
夫婦で出席というのは
大変ですよねえ。
日本でよかったわ。
ホンマによかったわ。