11月に入って
届き始めた
年賀欠礼葉書が
十数枚になった。
昔は二けたということはなかったのに
ここのところ
毎年十枚越えだ。
そういうお年頃
ということでしょう。
この間書いたのですが
上の子供が生まれてすぐに
寝たきりの子になってしまい
十月に生まれて
そうなってしまって迎えた正月は
決して楽しい正月では
ありませんでした。
その時は夫と名古屋で
二人で暮らしていて
そういう状態で
年賀状を書くのは楽しいことでは
なかったのですが
年賀状を書きました。
年賀状を書いていて
あて名書きをしていた時かな。
一枚一枚書くのを
「小さいことからコツコツと」
と
私が何でか
その年に選挙に出た
西川きよしのマネをしたんですね。
そうしたら
夫が笑って。
子どもが生まれて
そうこういろいろ起こって
それからあと
夫の笑い声を初めて聞いたのが
このときだったんです。
だから
よく覚えていて。
私のことですから
年賀状を書いたのは
もっとせっぱつまった暮れでしたけどね。
ちょっと思い出しました。