砺波演劇鑑賞会
「蟹工船」
原作の小林多喜二は
プロレタリア文革作家として獄死したという
暗い話ですが
演出が素晴らしかったですね。
蟹工船で働く様々な人々の
人物描写がしっかりしてて
病弱な人はほんとに弱そうで
いい加減な人、まじめな人
一人一人が違ってました。
船が舞台ですから
しけの時の揺れがあったりして
揺れの大きさとか方向を
揃って演じ分けていらっしゃいました。
圧巻は
最後まで戦っていく意思を示す
ソーラン節。
力強い。
最後が締まると
終わりよければすべてよしで
素晴らしい印象だけが残りました。
いっぱいの人に見てほしいなと思いましたね。