土曜日の敬老会。
婦人会長のヤマザキさんは
本番までずいぶん心配していた。
式典が始まったのが10時。
余興が始まったのが10時半。
わたしたちの出し物が始まったのが10時50分ごろ。
3曲やったけど
1曲目の東京ドドンパ娘は3分余り
2曲目のお座敷小唄も3分半
あわただしく着替えて
次の東京オリンピック音頭に備える。
着替えているときに
ヤマザキさんが
「あっという間に終わっていくね」
とつぶやいた。
1時間の練習を10日間
それだけ繰り返したけど
本番は合わせて10分に満たない。
練習ってそういうもの。
本番ってそういうもの。
あっという間に終わっていく。
そのはかなさを
一緒に時を過ごした仲間で共有する。
毎年何かを教えてくれる
敬老会練習。