今日お昼のワイドショーで
国会議員の不倫比較をしていた。
不倫というネタは
なんて扱い高のあるネタなんだろう。
人の下半身事情は
他のむずかしい問題より
ずっとおもしろい。
この間から
ダウントンアビーを２０時間見て
主人公の伯爵夫妻
ロジャーとコーラに
不穏な空気が漂ったことがあった。
２人とも６０を過ぎたいい大人だが
コーラに言い寄る男がいたのだ。
コーラはそれなりにあしらっていたが
それなりに親切だった。
勘違いした（勘違いさせた）男がコーラに迫る場面を
ロジャーは見てしまう。
ずっと怒って寝室を別にするロジャー。
２人で話し合おうとロジャーを訪れたコーラだが
ロジャーは相変わらずすねている。
諦めて部屋を出るとき
コーラは
「もしあなたが今まで誰にも心が動いたり
好きになったっていうことが一度もないんだったら
今までのように怒り続ければいいわ」
と捨てぜりふを吐く。
それを聞いたロジャーは
降参して
コーラの元に戻ったのだった。
結婚したって
人は生きている。
生きているということは
いろんなものを愛し
いろんな人を愛し
まして異性というのは愛しやすい。
気持ちを動かすな
というのは
死ね
というのと同じことだ。
たまたま
「一線を超える」とかそういう近い恋愛に
恵まれることもあるかもしれない。
だから
生きている以上
結婚してても
いろんなものを愛する。
キリストが
罪深い女を裁く場面にあったとき
「罪のないものだけ石を投げよ」
と言った。
人は生きているだけで
罪深く
石を投げられる人などいない
ということかな。
今までいっぱい石を投げてきました。
すみません。
