「ライオンのおやつ」小川糸著
若くして病で亡くなる女性が
命を終えていくひと月を描いている。
すばらしく居心地のいいホスピスは
終末期の彼女を劇的に幸せにしていくのだが
命の終わりを告げられた人々の悲しさは
だからこそ浮かび上がってくる。
余命を告げられて初めてそのことを知らずに生きられた日々の尊さに気付く。
余命を意識せずに生きている人すべて幸せ。
私も今のところ余命をそんなに意識せず生きていられる。
余命宣告受けてない人
全員極上の幸せ。
すぐ忘れちゃうけど
普通に生きられることこそが幸せ。
いろんな自己啓発本より
幸せを教えてくれた刺さるお話でした。