はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

おぞましい名前

わかりやすい読みものでした。

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その回復は、1ドル=70円台から120円台の円安となって、輸出量が増えないのに、利益が増えたからにすぎなかった。既に、日本企業は工場を中国・アジアなど海外に移転していたから。円安のメリットを生かして輸出を増やそうとしても、そもそも工場が日本国内に存在しないのだから、増えるわけがない。

 

観光業なしで農林水産業や製造業、建設業、商業、サービス業などの産業を動かす経済政策をとればいいではないかと思うところだ。ところが、事が深刻だったのは、それができない地方が多かったことだ。

地方が衰退しきってしまって産業が衰退し、観光業くらいしか残っていない。だから、コロナ過で地方経済を支えるには「GoToトラベル」しかなかったのだ。地方に残る、美しい風景や神社、仏閣、城郭といった歴史的建造物などの「遺産」に頼るしかなくなったのだ。

 

アベノミクス」への批判を許さない空気は、「アベノミクス」という安倍元首相の名前を冠した政策であるからだ。「アベノミクス」に対する批判は、元首相に対する批判そのものになってしまう。政治家も官僚も、冷遇を恐れて元首相に「忖度」し、批判を避けた。それどころか、「アベノミクス」に都合のいい数字ばかりを取り上げて、「アベノミクス」の成果が出た形にするように辻褄を合わすことばかりしてきた。

 

残念なことに、重点投資4分野は新しい政策課題ではない。以前から認識されていながら、有効な手を打てなかった「古い政策課題」ばかりだ。欧米や中国などが何年も前に済ませていることを、「新しいことをやります」と胸を張ってアピールしている。このような自民党や官僚組織の姿勢は、真摯(しんし)さも謙虚さも著しく欠いている。

そして、なによりも強調しておきたいことは、これらの課題への取り組みが遅れた大きな原因は、「アベノミクス」の斜陽産業の延命と、それに甘えた日本社会の改革姿勢の後退なのだということだ。

 

与党を選ぶと

消費税19% 新しい対策は何もなく

既存の大企業を守るための政策が続きます。

 

周りを見るとついつい諦めてしまいがちですが

世の中を変えようとがんばっている人もいる。

れいわがんばれ!共産党がんばれ!