今日はご縁があって
富山県民会館8階で開かれた
もっと大きな人かと思っていたが
意外に細身で小さい。
171㎝ 60㌔ と
ご自分でも思っていたより小柄でしょうと
おっしゃっていた。
3部に分かれていて
・生い立ち
・世に出る「千の風になって」にまつわる激動の時代
・世に出てから、これからの夢
といった感じでした。
まずは満州から引き揚げあげてきたおじい様が
教育熱心でお金は残さないが学問は身につけさせると
お父様他ご兄弟みな大学まで進まれたこと。
お父様は地元の愛媛大学教育学英語科に進まれたが
歌うことが大好きで
途中で声楽科に変わられたこと。
音楽が大好きで声楽科に進んだお父様の指導を受けて
秋川さんは育ち
十代は全く目が出なかったにもかかわらず
自分は尊敬する父親の喉を引き継いでいる、
その喉の使い方を学んでいけばいいのだ
と前向きに歌うことに進んでいらした。
その人が出来上がるのに
3代前までさかのぼる
というのを聞いたことがあるが
ほんとにそうだった。
「千の風になって」は
新井満さんの歌で多くの人が歌っていて
秋川さんもその何人かの一人だったのだ。
まだ世に出ていないその曲を
ＮＨＫの紅白歌合戦の係りの人が
ぜひ秋川さんの千の風を歌ってほしいと
出場を決めて
紅白歌合戦に出たとたん
正月2週目のオリコンで1位になるという
とんでもない嵐を巻き起こすことになる。
それが39歳の時。
一発逆転じゃないが
すごいホームランの話は小気味がよかった。
お話も上手だったし
歌も3曲聞かせていただき
すごい いかった。
