アベノミクスによろしく

アベノミクスによろしく (インターナショナル新書)

今年の10月に出た新書です。

帯の推薦をこの間じょうはな座にいらした
藻谷浩介さんが書いていらっしゃいますよ。

アベノミクスの矛盾を
アベノミクスの
めちゃくちゃさをわかりやすく
解説した本です。

しかもこれを
政府広報から出ている資料を使って
説明しているのは
すごいと思う。

裏付けがしっかりしていて
反論の仕様がない。

安倍政権の最大の失敗は
最大の罪は
経済政策だとよくわかります。

防衛費が増えて
北朝鮮に挑発的な物言いで
日本を危機に晒す安陪総理ですが
この点においては
まだ結果は出ていません。

しかし
経済は
すでにのっぴきならないところに来ています。

株式市場に年金などのお金をつぎ込み
経済の実態とはうらはらな
株の高値が続いています。

ここで政府が手を引くと
株の大暴落が起こり
すでに引き返せない状態だということ。

このまま続けるしかなく
ずるずると日本という国の信用を失うことになる。

円がだんだん信用されなくなる。

ＧＤＰの数字について
操作をして
経済が低迷を続けているのを
わからなくしているのも
いかにも今の政権らしい。

そしてこの本は
南砺市の図書館に置いてありません。
これだけ話題になっているのに。

これは忖度なんだろうか。

いろんなところにバイアスがかかってて
生きている間にこんな時代が来るとは思わなかった。