ネットが
あらゆる既存の仕事の形を
変えつつあることは
すでにみんなが感じていること。
小売業、
本や新聞、
金融業、保険や銀行も
ネットやコンビニに浸食されている。
今まで3か月かかった融資審査が
ものの数分でできてしまうという
ネット融資の新しい形も以前ちょっと
このブログで書いた覚えがあります。
でもそれだけでなく
既存の
「教育」を、
それから「国家」までも
切り崩していく力があることを
ホリエモンがこの中で書いています。
すべての教育は「洗脳」である 21世紀の脱・学校論 (光文社新書)
- 作者: 堀江貴文
- 出版社/メーカー: 光文社
- 発売日: 2017/03/16
- メディア: 新書
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インターネットがもたらしたものについて、「国境がなくなった」と考えている人は多い。遠い外国の情報を瞬時に、リアルタイムで入手できるようになったと。しかし、インターネットがもたらした本当の衝撃は、国家がなくなることなのだ。
(中略)
あるいは、こんな想像をしてみてほしい。政府から「国民の暮らしを豊かにします」と言われるのと、グーグルやフェイスブックに「あなたたちの暮らしを劇的に便利にするアプリを開発中です」と言われるのと、どっちに期待してしまうだろう?
「国家は消滅しつつある」というのは、実はこういうことなのだ。「自分たちの生活は、すべて国家にかかっている」「日本のためなら死ねる」といった意識を、もはや人々は共有できない。そして、意識の共有なくして、「国民国家」は成り立たない。
もちろん、まだ「国」という枠組みは残っている。国家(税金による富の再分配)という昨日は今後も残るだろう。だが、それを支える「国民」、そして国民国家という概念はもはやファンタジーにすぎない。というより、そもそも想像上の産物なのだから化けの皮が剥がれたというべきか。
今や「国民」を作るための洗脳装置は不要になった。これから人類は、「国」から解き放たれた、真に自由な「民」になるのだ。 P38-39
現総理大臣は
国の形を変えようとしているけど
たとえどんな形に変えようが
人々が
それについて行くかどうかは
特に若い人々が
それについて行くかどうかは
また別問題なのかもしれない。
ホリエモンの本を読むと
一度きりの人生
楽しんで生きないと
といつも思わされて
大好きなのだ。