- 作者: 帚木蓬生
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2010/09/03
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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最初に
ギャンブル依存症の
6つの症例が書かれています。
最初の二つは
女性の症例です。
若い学生や
普通の主婦が
どのようにパチンコにはまっていったのか
が書かれています。
いちど嵌ってしまうと
犯罪を犯して
たとえば会社のお金を使いこんだり
人の財布のお金をくすねたり
とにかく
止まらない。
恐ろしいばかりの症例です。
ギャンブル依存症ほど
周りの人間を傷つける依存症はないと
書かれています。
ギャンブル依存症の特徴は
「借金」と「嘘」
日本はパチンコが
ギャンブルの位置づけにないことから
簡単にはまりやすい環境にあること、
しかし経済を支える一大産業であるがゆえに
政治も手出しをしないことなど
日本の特異性について書かれています。
何よりも
ギャンブル異存は病気であること
だから
やめるといくら約束しても
やめられないことや
唯一ともいうべき
治療法についても書かれています。
本人の借金を
周りの人が払ってはいけないこと
とか
手助けの方法についても
事細かに書かれていて
ギャンブル依存症を救う
バイブルのような本です。
眠たいので今日は書けませんが
また折に触れ書いていきたいと思います。