はれあたまダイアリー

とにかく続けるよ

R13指定

いろいろなご縁から
新美南吉
「デンデンムシノカナシミ」(でんでんむしの悲しみ)

という童話を読んだ。
短い童話ですが新美南吉 デンデンムシノ カナシミ

タイトルからし
子供にわかるかな
と心配になりますが

果たして
これはむしろ子供には
わかってほしくない。

でんでんむしはある日
自分の殻が悲しみでいっぱいなことに気づく。

どうしたらよいのかと
他のでんでんむしに聞いて回る話です。

小学生のうちにこんなに悲しみがわかるのは
早熟すぎます。
これに共感するような下手な真似もしてほしくない。

自分の悲しみ、人の悲しみがわかるようになるのは
四十をまわってからです。

R13指定にして
せめて中学生になってから
読むようにしましょう。

宮沢賢治新美南吉
むずかしくて悲しくて
小学生の時に読んだけどちっとも面白くなかった。

大人になって初めて
ファンタジアや悲しさが
少しわかりました。